≪BY パックマン≫
プロ注目の右腕・大谷翔平(花巻東)投手が160キロをマーク!
テレビで見たけど速いね。でも野球の面白いところは急速だけじゃないところですかね。
あのダルビッシュでさえ高校生の頃150キロ超えてなかったんじゃないのかな?
でもプロに入って、いつの間にか155~156キロのスピードボールを平気で投げるようになってびっくりしました。
甲子園で157キロを記録した寺原投手はプロに入ってかなり伸び悩みました。彼の場合スピードガンでは記録は出るのですが、見た目そんなに早く感じなかったです。
阪神の藤川球児投手は150キロ前後の球でも調子のいい時は打者の胸元でグンと伸び実際の球速表示よりはるかに威力があります。
忘れちゃならないのが江川、怪物といわれた高校生の時はビックリしました。その当時考えられないくらい早く見えたものです。相手チームがバントさえできない球を投げてました。とにかく球の回転が良く素晴らしい伸びをしていました。
東京6大学野球で活躍した後、ドラフトで巨人に入れず浪人し、翌年のドラフト前にはすったもんだの騒動で阪神が指名したあと小林投手との交換トレードという形で巨人に入団したけど、本人は自分が思うような速球を投げられないと悩んでいたようです。スピードガン表示でも150キロを超えることは無かったように思います。
「もし高卒でプロに入っていたらどんな活躍をしたんだろう」見て見たかったと思う人は多いはず。
それでもここ一番の球の伸びは素晴らしく、オールスターでは「9連続三振」の江夏に次ぐ「8者連続三振」を記録しました。その時パリーグの選手は「速すぎる。160キロくらい出てるやろ」といってたのが印象に残っています。
投手はやはりストレートのスピードにこだわるんでしょうね。
面白いのは、彼は「一番球が速かったのは中学生の時」と言っていたことです。
400勝投の金田さんは、「わしの頃はスピードガンが無かったから記録は残ってないけど、今のピッチャーの記録から推測すると160キロは出ていたな」といってますね。
大谷君が、このままスピードボールを投げ続けたいなら、一度もう少し力を抜いて「球の回転」に磨きをかけた方がいいと思うのですがどうでしょうか。
球の回転が良くて実測160キロの投球となるとこれはメジャーでも第一級のピッチャーになれる可能性があるんだけどなあ。