BY WEBラジオ
指名手配されていたオウム真理教の元信者”平田容疑者”を長年かくまっていたやはり元信者”齊藤明美”に対し執行猶予のつかない懲役1年2ケ月の実刑判決が下されました。
でもその判決を受けて、「量刑が重すぎる判決で不当判決だ」と顧問弁護士がテレビでコメントしてました。
時々テレビで見かける方ですから名のある「人権派弁護士」さんなのでしょうが、思わず「”不当”ってあなた、あなたこそ不当な発言でしょう」と叫んじゃいました。
そりゃあ確かに最近は変な判決が多いとは思いますが、この件に関して「執行猶予が付かない不当に重い判決」なんてコメントする弁護士も随分変な弁護士だなあと思ってしまいました。
完全な事実誤認とか、証拠ねつ造の疑いとか、法廷に取り上げないとかシステム上の問題ならいざ知らず、量刑の軽重について裁判官の判断に対し「不当」というのは聞きづらい。
御自分の判断より判決が重いと思った時には「控訴」すればいいだけのことで、この判決への「不当」という非難こそ不(適)当ではないでしょうか。