ｂｙ 老師
今朝のＴＶ番組（小倉さんがキャスターの番組）で「政府が女性宮家の創設を有識者に諮って検討している」というニュースを取り上げていました。で珍しく旧皇族竹田家の嫡子竹田恒泰氏がゲストに登場。慶応大学講師をされておられるせいか実に歯切れがよいお話しぶり。
このうわさ話でも時々取り上げているが政府が「女性宮家の創設」ばかり議論するのはまことに不思議。
当の武田氏も、
「元々小泉総理の時代に皇統を継承する男性のお子様がいらっしゃらないところで女性宮家という議論が出てきたのが出発点」
「秋篠宮家に 悠仁親王がお生まれになって話が途絶えていた問題」
「皇室典範によると過去から継承した男系天皇しか認めていないのだから、女性宮家の創設は皇統継承問題の解決にならない」
「今回皇位継承とは別問題として女性宮家の議論を進めるということの意味が全く判らない」
政府も宮内庁も有識者も誰一人この当たり前の疑問に答えようとしない。
今回有識者として意見を述べたのがあの田原総一郎氏。
議論の途中で相手の言葉を強引にさえぎって相手を問い詰める田原節は、テレビ向けのパフォーマンスとして面白いがこの方の議論はあまり説得力も切れもない。
曖昧なまま突き進む馬力だけある。
今回の答申でも「女性宮家は賛成」
「女性宮家と結婚された一般男性は準皇族とする」
「皇統継承は歴史的にも男系天皇。但し女性天皇は認める」
やはりこの方のお話は焦点がボケる。
２０００年以上の歴史のある日本皇室の特徴は男系天皇。これを理解するなら、女性宮家の問題はいわば枝葉末節、今すぐ議論する必要は全くない。
皇位継承問題で行うべき議論は、だれが見ても明らか。
これ以外に方法は議論のあり様がない。武田氏は御自身が関わる問題なので言いにくいことでしょう。ですから変わって申し上げる。
「皇位承者を増やすために旧皇族・宮家を復活させること」
旧皇族廃止は「天皇制の自然消滅」を意図したＧＨＱの陰謀でしょう。
女性宮家創設を議論しようとする者たちは天皇制の自然消滅を夢想している非日本人でしょう。
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