by 老師
「インフルエンザの研究を6ヶ月停止する」という記事がニュースになっていた。
「変な話だな」と思いながら特に気にも留めず聞き流していたのだが、その中身はまるでSF映画やドラマのような衝撃的なものでした。
20世紀に大流行した新型インフルエンザの死者、死亡率は下の表のようです。
発生年 | 名称 | 型 | 死者数 | 致死率 |
1918年 | スペイン風邪 | H1N1型 | 4000万人 | 2.0% |
1957年 | アジア風邪 | H2N2型 | 200万人 | 0.5% |
1968年 | 香港風邪 | H3N3型 | 100万人 | 0.5% |
*季節性インフルエンザは日本で1万人前後(致死率0.05%) (資料)毎日新聞2009年4月30日
ところが今回の騒ぎの発端は、「今後発生が予想される『人から人へ感染する新型鳥インフルエンザ』を人工的に作り出す方法が日米欧の研究者によって解明された」ことにあったのです。
さらに、その人工ウィルスによる『致死率』が60%という驚異的な致死率であることが判明したのです。先ほどの表と見比べて60%の致死率が過去大流行し多くの死者を出したインフルエンザの致死率と比べどれほど高い数値かよく判ります。
自分たちの研究成果が、人類に壊滅的な打撃を与えうるとんでもない代物であることに研究者自身が困惑し、世界中でこの情報が漏れないようにするために「60日間の研究STOPとその間に対策を協議する」 という措置になったというのです。まるで映画「バイオハザード」の世界です。
あと感染力・発症率という問題はありますが、一番最近の香港風邪の死者が致死率0.5%で100万人なら、新型鳥インフルエンザの死亡率60%で死亡者数は1億2千万人。地球上から日本一国に相当する人類が消える計算になる。何とも薄気味悪い数字である。
(教育により嘘の歴史認識を植えつけられた中国や韓国の若者たちの中には、NETで「日本人を世界から抹殺すべし」などと決して口にすべきでない言葉を投げつけるものも多い。中・韓は自業自得ではあるが、随分と厄介な世論を身内に抱えたものである。)
日米欧の国家・研究者は協力して”情報漏えい防止策”と一刻も早い”研究の再開と新型ウィルスの予防ワクチン・治療薬の開発”に取り組んでください。