幸せな嫁 たち の会話

by 浜っ子

顔を見るなり、「○○さんの嫁さんが”旦那が保守的で娘と衝突ばかりしているのよ”とぼやいていたよ」
あまり面白そうな話になりそうもない気配だが、しかたなく「なんで?」

「娘さんにね”早く結婚しろ”といっつも言うんだって」 
「ええやないか、何でいかんのや」
「あんたも保守的なね」 (ほら、話が面白くないほうに急カーブや)
「まだ26、やりたいことがあるなら、今のうちにしたらいいのよ。今しか出来んのやから」

「2年や3年あっと言う間やで」「気がついたら30過ぎてどんどん難しくなるんや」「回り見てみい、そんなんゴロゴロしとるやないか」(と、心の中で精一杯つぶやく)

なんせ俺は”30ぎりぎりの嫁さんを貰ってやった男”。(あちらさんはなぜかしら”来てやった”と言い張る)
つまり嫁に”30歳までに私のようなすばらしい男性が空から降ってきて「嫁に来てくれ」と頼む”夢のような幸運があることを教えた張本人なのだ。その後も日々幸福を与え続け、そのせいで嫁に”娘にも夢のような幸運が訪れるだろう”という幻想を抱かせたのだ。

だから、娘が30を過ぎ「父親のような素敵な男性は空から降ってこない」と気づくまで、説得力を持てない”無駄に保守的な亭主”としか見てもらえないだろう。

コメント

コメント(1)

  1. 30直前に貰われてやった嫁

    私の主婦仲間での話題ですみません。

    どうも世の中の大半の亭主達が「今でも嫁さんが自分に惚れている」と思い違い(思い上がり?)をしている。

    どうも世の中の大半の亭主達が「うちの嫁さんだけは自分以外の男性に想いをよせる事は無い」と確信している。

    妻が亭主の行動にあれこれ言うのは「亭主を愛するが故の嫉妬に起因するものである」と快く思っている。

    愛は永遠に続きます。

    貴方は今まで以上に優しくおめでたい亭主で有り続けて下さいね。

    「今まで以上に愛してるよ~」

    返信

コメントする

投稿前の注意

  • 他の人に不快感を与える投稿や誹謗中傷するようなコメントはおやめください。
  • コメントを投稿する前によく読みなおして投稿しましょう。





ピックアップ

ピックアップ記事一覧へ

セミナー紹介

イベント紹介

リンク集