by KEI
愛媛新聞で、松山市の公共事業に絡む不正取引の疑いで、”「裏金」疑惑”として特集を組んでいる。裏金作りに関わった当の孫請け会社社長自ら証言し「市の調査にも協力する」と云っているのにかかわらず、市の調査は彼らに聞き取りもせず「不正はなかった」という結論を出した。
当事者が「●●氏の選挙資金ねん出のためと云われた」とはっきり云っているようだから、愛媛新聞ももう少し突っ込んで記事を書いても良いのではないでしょうか。
いずれハッキリするでしょうから良いとして、5月23日付の愛媛新聞の「読者の広場」に関係部署の松山市職員が実名で「裏金疑惑にお答えします」と投稿しています。珍しいのでびっくりしました。
その内容は
①松山市の公共工事は設計・審査と入札・契約をそれぞれ違う部署で所管するから制度上不正は不可能 ②今回の市の調査委員会の報告で不正のなかったことが確認された ③第三者の専門委員会の検証の結果を公表し市民の皆様のご理解を頂く
と云う事が書いてあります。
どうにも理解しにくいのですが、
「下請けから孫請けに支払われた金から元市職員に何千万という裏金が支払われた」今回の事件。元請けの受注額に上乗せがなければ到底無理な話。
「部署が違うから制度上不可能」という発言は本末転倒、「部署をまたがって不正が行われた可能性が大きい」と判断するのが普通ではありませんか?
「市の調査で不正はなかったことが確認された」といいますが、これは刑事事件としてこれから捜査・結論が出る問題。
気になるのは③番目、まるで「第三者委員会の検証で不正がなかったことが明らかになる」事が前提であるような口ぶりですが、そうなんですかねェ。
「もう結論が決まっちゃってるの?」専門家による第三者委員会。
そういえば今回 「民間の立場では難しい」 として証言を望む関係者に意見を聞かなかったのは、不正を取り締まる公営企業局の管理者。
このポストが県警OBの”最上級天下りポスト”って新聞に出てましたけど・・・・。
良ちゃん
2011年6月17日 9:11 AM全く話になりません、
私は松山市民ではありませんが腹が立ちます。
市長は前の市長に遠慮せず告訴すべきです。
名前もあがっているのですから。
いしんのかいに期待します。
今村邦彦さん頼みますよ