民主党の二の舞!って君が言う?

生き残りを図る政治家が、とぐろを巻いて暴れ回っているような政界ですが、第三極の台風の目である「維新の会」と「「太陽の党」が急遽合流。
それについて民主党の安住幹事長代行のコメント。(大意)

「政策のちがう「維新」と「太陽」が合流しても決してうまくいくはずがない。党内で意見のまとまらない民主党」の二の舞になる」
(たしかこのようなことを言ったと思うのですが、ネットで探しても見つかりません)

これを聞いた時に思わず 「お前が言うなよ!」

なんだ民主政権の中枢が 「民主党は野合政党」 と認識していた野田。
ということは前回選挙に掲げた「マニフェスト」も最初から「できっこない」と思っていた野田。
それがひょんなこと(マスコミに押され)で予想以上の大勝利。

予想もしてなかった事態にきっと喜びより不安の方が大きかったんでしょうね。
案の定「政権与党」になってみたら、すべてがちぐはぐ、マニフェスト総崩れ。

やっと野田総理になって目が覚めた、ところが時すでに遅し。
まあいいじゃないですか、きっと政党もこうやって大人になるんでしょう。

争点なき乱立選挙に提案

選挙モードに入って例のごとくテレビ界はコメンテーターをかき集めて「選挙特番」で活況を呈しているが、これがまた争点がはっきりせず全く面白くない。

選挙の争点に「消費税」「脱原発」「TPP」を掲げる番組がほとんどで、なんの変わり映えもないし面白くもない。

「消費税」は、国民は財政改革に必要という判断で一応納得済み。反対しているのは空気の読めない浮世離れした政治家だけ。 続きを読む

政治の機能不全を解決する

【二院制と政党政治の見直し】

日本だけでなく世界中で政治がうまく機能していないことが問題になっています。
ひとことで「決められない政治」と言われている現状がそうです。
なぜ決められないのでしょう?
三権分立(後段参照)体制においてどう見ても立法府が優位性を持っていると思うのです。そうすると立法府の改革(つまり政治改革)が「決められない政治」の解決の鍵です。 続きを読む

太陽が消えてしまった

一体「太陽の党」はなんだったのでしょうか?
出来たと思ったらあっという間に解散し「維新の会」と合流。
石原氏は「小異を捨てて大同につく」というが、その「大同とは何でしょう?
石原氏と橋下維新の会の共通点は「行政・統治機構改革」くらいしか思い浮かばないのですが、これが「大同」でしょうか?

日本の将来像を語るのに「行政・統治機構改革」がすべての政策の根源とはとても思えません。
石原氏は本当に「維新の会」が主張する「道州制」に賛成なのでしょうか。青写真が描けているのでしょうか? 続きを読む

政治を機能させる方法

≪政治家を政治家たらしめる方法≫

今度の選挙で日本は新しい時代を迎えることができるのでしょうか?
「政治主導」という掛け声がよく聞こえますが、この言葉は常に「官僚支配」に対するアンチテーゼのように使われています。果たして本当に日本は官僚に支配されているんでしょうか?

三権分立が確立している日本で「立法」は国会の専権事項です。官僚が法律を作っているわけではありません。
それならなぜ「官僚支配」などという言葉が出てくるのでしょう? 続きを読む

野田総理 英断

解散を表明した野田総理に拍手を送ります。
選挙で大敗を喫するかもしれませんが、わけのわからない平等・リベラル・人権派を一掃することができれば、民主党に再生・再登板する道が残されました。

あとは国民に「誰にこの国の政治を付託するか」という責任があります。 続きを読む

太陽の党

石原慎太郎作「太陽の党」

日本を憂える老政治家たちが、「最後のご奉公」と古巣の自民党政治を脱却すべく新党「太陽の党」を立ち上げ奮闘する物語。

我が国の宿痾とも言うべき「官僚支配打破」を目指し、小政党を糾合し過半数を目指すというが、「官僚支配打破」の道筋がよく見えない。 続きを読む