「脱原発?」 いつから

≪BY KEI≫

小沢新党の旗印が「消費税増税反対」と「脱原発」。
元々彼の言ってる「国民の生活を守る」なんて誰も信じちゃいない。しかしなんともあきれた変節漢。

一体いつから「脱原発」になったの?
これまで民主党内にいる時に一言も「脱原発なんて言ってないですよ。

「政権を取ったら金なんていくらでも都合がつく」と言って「ばら撒きマニフェスト」を作ったのは小沢氏。
出来もしないマニフェストで、国民も民主党員も踊らしておいて私利私欲で「マニフェスト違反」とは普通の感覚では言えない。

その上に離党したとたんにそれまでいったこともない「脱原発」を選挙の争点にするとは、この人一体どこまで国民をおろか者扱いするんだろう。
民主党で政権を獲った手法をまたやろうとしている。

国民の皆さん彼の魂胆は見え透いています。
来る選挙で大阪維新の会・橋下氏と連携するために政策のすり合わせをしているのです。
選挙に勝たんかなというだけの政策です。騙されないようにしましょう。

 

小沢氏離党 衆院40参院12という数

≪WEBラジオ≫

とうとう小沢氏が離党し新党を目指す。結構なことである。
興味深いのは衆院40人という数。反対投票したのは衆院民主党で57人いたはずだが40人という数は?

つまり投票前に小沢氏にいわれて「離党届」を書いた人達のものを、小沢氏側がそのまま提出したのでしょう。
しかしその後離党届の数が増えてないということは大きな意味を持っているように見えます。

当然ながら小沢グループは反対投票した議員に同調するよう強く働き掛けたはず。しかし全く増えなかった。民主党を過半数割れに追い込める55名にも達していない。
反対票を投じた議員への処分内容によっては、おそらく最終的な了解も得ず提出された離党届に抗議し撤回を申し出る議員も出てくるだろう。

ここは野田総理の腕の見せ所ですね。

それにしても橋下大阪市長は得体が知れない。
記者会見で「小沢氏の行動は正しい」と野田政権を批判しながら、「解散総選挙」について維新の会の対応を問われると、「私は国政に興味はないので判らない」

「国政に興味がないなら政権批判をするんじゃないよ」 と思わず嫌みの一言も言いたくなります。

笑っちゃいます「フォアグラ禁止」

《BY WEBラジオ》

米国カリフォルニア州でフォアグラの生産・販売・提供禁止。
ハハハだが、わが国の「生レバー禁止」を思うと、あまり笑えない話。

日本の生レバー禁止は、一応食中毒の防止という大義名分はあるのだが、かの地のフォアグラ禁止は「鳥に無理矢理餌を食べさせるのは残酷」という動物愛護団体の批判から禁止となったもの。

動物愛護団体の言い分には、いつも思うのだが「かわいそう」という感情的なもので、お国柄や個人の受け止め方で違う感覚を他人に押し付ける、理不尽なものと感じる。

そもそも牛や豚を平気で食っておいて「鳥がかわいそう」というのは幼児性としか言いようがないと思うのだが、それに振り回されるのはもっと愚か。

動物愛護団体には「他者感情排斥パラノイア集団」という栄誉ある称号を与えましょう。

野田総理は坐して待て

≪BY KEI≫

野田総理に3党合意を修正させようと躍起になっている小沢氏だが、本音は民主党を出たくないんでしょうね。しかしこれまで「数の力」で政敵を屈服させてきた小沢氏にとって、信念を曲げない野田総理は対処できない相手。

反対票を投じ、今度は「参院で可決されたら重い決断をしなければならない」とさらに離党へと自分の首を絞めている。

野田総理は動く必要は無い。消費税増税法案を参院で採決後に小沢グループが離党するのを待てばよいのです。そこで離党しなければ、あらためて小沢グループの議員達に働きかけ切り崩したうえで処分を決定すればよろしいのでは?

小沢氏は完全に野田総理を読み違えた。しかし自民党も公明党も読み違えている。解散総選挙であれ大連立であれ、当面野田総理を政界の中心に置いて考えるべきでしょう。

そうでなければ「決められる政治」はたちまち雲散霧消、元の木阿弥の政局国会に舞い戻るでしょう。

造反者増やした輿石何考えてる?

≪BY KEI≫

甘い処分をちらつかせ結果的に造反者を増やした輿石氏。「造反者の処分は総理と私に一任された」と未だ小沢派引き留めに期待しているようだが、支離滅裂な印象をぬぐえない。

党内融和を唱えるのはいいが、「みんなで政権与党を維持しよう」なんて掛け声で小沢派を動かそうとして結果的に野田総理の足を引っ張る結果になった。

野田総理は「誰にも責任はない」というが、馬鹿な参謀を置くと大将が苦労するのはいつものこと。

政治家が今やらなければならないのは、
「消費税増税の道をつけて、実施までの2年間に社会保障と税の一体改革実施に向けて全力を上げること。その過程で「税の無駄使い」を徹底的に洗い出し削減すること。」

自民と民主は大連立でも再編でも必要と思われる事をなんでもやらねばならない。まかりまりがって「小沢新党と維新の会」に政権を渡すようなことがあれば、消費税増税も覆され、日本は世界の信頼を完全に失ってしまう。国債大暴落、日本破綻が現実味を帯びてくる。

下品な政治家が政権与党にしがみつきたいあまりに、対応を間違え予想以上の造反者が出たが、結果的には大差はない。解散総選挙は避けられないのだから。それでも小沢氏に予想以上の手ごま駒を持たしたことは大罪である。

かといって、早急に「除名処分」するかどうかは別問題。輿石氏のような引き留め工作はとんでもないのだが、ここは野田総理としても、除名処分は当然として「処分決定」を先延ばしにして小沢氏と野党の対応を見る「後の先」という手もあるかもしれません。

でも野田総理は一日も早く輿石氏を幹事長の座から外すべきでしょう。

民主造反70名、さあ政界再編だ

≪BY KEI≫

消費税増税法案が363対96で可決されました。反対の内民主党の反対票が57名、棄権、欠席が13名で民主党内の造反組は70名に上りました。

とはいえこれは予想された範囲でしょう。「反対議員が54名以上になると、その人達が離党した場合民主党は衆議院で少数与党になる」ということで、随分注目されていましたが、あまり意味はありません。

「民主党を絶対に割りたくない」という人達にとって重い数字というだけ。
政治家たるもの、少数与党になるから政策を変えるなんてことの方がよっぽど問題。

この数に力を得た造反派が新党を結成すれば万々歳。参議院で法案成立後、堂々と胸を張って解散すればよろしい。

造反派が「自分たちが民主党だ。出ていく必要はない」といってますが、野田総理、民主党なんてケチのついた党は小沢氏に譲って、あなた達が新党を立ち上げてもいいんじゃないですか。

自民党が「解散総選挙」を声高に叫んでいますが、これよく判らない。解散総選挙で自民党そんなに議席獲得できるのかなあ?何か勘違いしていません。
直前の世論調査では9%台に下がった民主党を大きく引き離していましたが、それでも20%少し超えたくらい。低い数字ですよこれ。

野田総理や他の保守政党と真剣に連携を考えないと第三極が登場すると惨敗しかねませんよ。

其れにしても小沢氏は見苦しい。
「国民の生活を守るために消費税に反対する」と言いながら、民主党の反対議員が54名を超えると判った時点でにやにやと満面に笑み。

あんたが「国民の為」といって絶対反対を主張した「消費税増税法案」は可決されたんですよ。それで何でそんなにニコニコ出来るんですか?普通なら悔しがるべきところなのにすっかり忘れて、自分たちが党内で優位に立てると踏んだら破顔一笑。

つまりあなたの「国民の為」という言葉は全くの嘘っぱちであるということ。
あなたは心底、私利私欲・我欲・権力欲の政治屋ですね。

国民は馬鹿じゃありません。あなたの政治姿勢を正確に見ています。

 

 

 

アラブの春が日本にも来た?

≪BY KEI≫

45,000人が首相官邸前で反原発デモ(6/22)というニュースが流れましたが、実際は10,000人程度というのが事実のようです。

マスコミは「このデモは政治色のないネットの呼びかけで集まった人達のデモである。アラブの春と呼ばれた”ネット主導ジャスミン革命”の波が日本にも押し寄せてきた」とはやし立てています。

しかし考えてみてください。
「ネットの呼びかけだから政治色がない」なんてありえないでしょう。
今やだれでも利用している Twitter や face‐book を反原発運動家達が利用しないわけがありません。
こんなもっともらしい嘘を平気で報道するマスコミに踊らされてはなりません。

一般の利用者がネットを見て意を同じくして参加した人がいることは否定しません。
しかしその一方、ネットで呟くネタ探しに鵜の目鷹の目の興味本位の人も数多くいます。

当初の45,000人の参加者という数字は主催者発表ということですが、主催者って誰なんでしょう。
実数10000人程度のところを45,000人と発表するなんて、プロ活動家の本性丸出しではないですか。

日本にアラブの春は来ません。今の日本人は年中春みたいなぬるま湯のような社会です。独裁者が君臨し冬の時代を余儀なくされてきたアラブと一緒にできる訳がありません。

日教組の元教師が「大変なことになってるね」と嬉しそうに話していました。
マスコミはいい加減な報道はしないでください。