ロシアがウクライナのクリミア半島に軍事侵攻をしたことで
「第3次世界大戦が起こるかもしれない」などとネット住民が大騒ぎしている。
無駄で無責任な杞憂をする必要はない。そんな発言ははた迷惑なだけです。
これまでもロシア周辺では経済不況から旧宗主国ロシアの飴と鞭、ロシア側につくかEU・米側に組するか様々な駆け引きが行われ紛争が生じた。
今回のもその一環で基本的にはロシアとEU・米による、旧ソビエト圏諸国をめぐる陣取り合戦のようなもの。
もう見慣れた光景でこれが『第3次世界大戦』に発展することなどあるはずがない。
真の危険は別に存在する!
ロシアだってアメリカを敵に回して本気で大規模戦争できるほどの武力はない。
一方のアメリカのオバマ政権は、引きこもりの日和見主義で他国の紛争に興味がない。
こんな状況で米露間に世界大戦など起こるものか。
プーチンはそれほど愚かではない。
ロシアはシリア問題を経て完璧にオバマを見切ってしまった。
オバマと彼の指示を受けた米国高官の口先介入は空しく響く。
東アジア情勢でも「日韓は対話で関係改善を!」
このコメントからはアメリカの熱意は全く感じられない。
「日・韓のどちらにこの紛糾の原因があるのか?」という判断を一切示そうとしないオバマはまるっきり裸の王様。
アメリカ国内で、韓国の『ワイロ攻勢による異常な反日活動』を野放しにしているオバマ・アメリカに、戦後ずーっと対米関係を外交の柱にしてきた日本人が、初めて米国への信頼に疑問を抱き始めた。
この日本の思いは自信を失った米国にもすぐに感染するだろう。
米国内でナイーブな反日気分が巻き起こるかもしれない。
だがそれもアメリカの撒いた種である。
イスラエル・エジプト・サウジアラビア・そして日本。
アメリカの同盟国であった各国はアメリカに失望を隠さなくなった。
ウクライナの紛争は拡大しない。
だが、歴史も浅く、政治体制も経済システムも前近代的で、プライドと自我だけが肥大化した異形の国家が、アメリカが右往左往する隙に思わぬ『冒険主義』を試みるかだろう。
こちらの方がはるかに危険である。
民主義も根付いてない。自由経済でもない。法治概念も乏しく、道徳もすたれている。
一部の特権階級が国富を簒奪し、それを見た下級官吏が庶民から搾取する。
この国には奴隷制度以上の社会格差は蔓延している。
庶民の不満はやがて暴発するが、この国の指導者達は、国民の怒りを国外に敵を作ることで欺こうとする。
この国が伝説の最終戦争における世界の敵である。
地獄の劫火で焼き尽くす強欲のドラゴン『中国』と、
その下僕、『嘘』で世界を惑わす『朝鮮』である。
中国は世界の敵!韓国は日本の敵!である。