「プーチンを過小評価」まだこんなことを言う?恐ろしいピンボケ!
クリミア半島の『国家帰属を決める住民投票』に反対を表明し、経済制裁をちらつかせ『口先けん制』を続けた米国がなすすべもなく立ち尽くしている。
///_米国政権の内情を知る元政府関係者は「政権は当初、ロシア軍のクリミア侵入はないと分析するなど、プーチン氏の姿勢を過小評価していた」と証言する。_///
「プーチン氏を過小評価」などといっている時点でこの評価は全く的外れと言わざるを得ない。
いうなれば「いまだにオバマを過大評価している」夢想主義者の戯言だ。
エジプト、シリアの中東問題、日韓関係、中国覇権主義という東アジア情勢、これらすべてに、「みんなで話し合って紛争をやめようよ」という小学生の学級会レベルの『小手先・口先』だけの介入を繰り返し、結果的に『米国の威信』を毀損してきたツケが回ってきただけ。
特に日韓関係では『韓国のねつ造歴史認識』を放置したことで、中国と韓国が『歴史問題』で共闘するという大失態を招いた。
安定勢力であった日本と米国の間に溝を生み出したオバマ氏の人道主義的な判断能力の喪失は目を覆うばかり。
この先東南アジアでもっと恐ろしいことが起きることを覚悟しなければならない。
ウクライナ問題の本質は、ロシアの黒海艦隊の軍港があるクリミア半島を有するウクライナに「親ヨーロッパ政権を樹立しようとした」欧米諸国の無謀さ。
その上クリミア半島は元来ロシア領。フルシチョフがどんな魂胆があったのかウクライナに編入させたがロシアの重要軍事拠点。
アメリカにとってのかつての『キューバ危機』のような状況を作り出したのはアメリカ主導の欧米勢力。
それを顧みることなく、国連憲章など持ち出し『人権派』を気取るオバマなど、プーチン氏から見れば学生ボランティア程度にしか見えないのではないか?
欧米各国は、プーチン氏を覇権主義中国になぞらえ心配しているが、ロシア・プーチンは中国のような未成熟な覇権主義者ではない。冷徹なリアリストではある。
しかしなぜこのような単純な分析を間違えるのだろう?故意に間違えた評価を発表しているのではないのか?理解に苦しむことが多い。