メディアの改憲忌避パラノイア
「戦争体験のない者が憲法を変えようというのはけしからん」
「沖縄の苦しみを知らない政治家が平和(憲法)を捨てようとしている」
マスコミが「いつものように反論されにくい『犠牲者の声』を利用して」闇雲に『改憲つぶし』に動いている。
もういい加減に自分たちの馬鹿さ加減に気がついてくれないか?
まるで『従軍慰安婦』でやる韓国の主張の仕方をそっくり真似て不愉快きわまりない。
戦争体験や沖縄の戦闘を、戦争の悲惨さを訴え『二度と戦争はしてはならない』という主張はごく普通のことであり歓迎する。
理解できないのはマスコミの「戦争をしないという誓いと憲法改正は矛盾する」という論理なのだ。
だから憲法改正にNOという人はまずその点をきちんと説明しなければならない。
戦争体験者や沖縄の人を登場させて喋らせても反戦以上のものはなく、改憲反対の説明もなにも、なんの脈絡もみえない。
脈絡のないところに自分勝手な脈絡を組み立てて非現実的な主張をするのが偏執狂・パラノイアである。
憲法で「武力行使を放棄」したから「戦争に巻き込まれなかった」(?)
「マスコミの皆さん本当なのですか?理由を教えてください」
実はこの説には一理あるというか実例がある。
朝鮮戦争の時アメリカは日本に再軍備させて日本人を朝鮮半島に送り込もうとした。そのためにサンフランシスコ講和条約の締結を急いだのだ。
だがその当時の日本政府は「憲法」を逆手にとってアメリカの要求をはねつけることができたのだ。
しかしこれを金科玉条として信じるほうがおかしい。
この当時日本は『占領下』と言っていい状況だったのだ。
占領下で本来ならアメリカの要求をはねつけることなどできない状況だった。
実にたまたま 「アメリカの押し付けた『理想主義すぎる』憲法」 を頂いていたことが幸いした。アメリカは「平和憲法と戦争の狭間で身動きが取れず」日本は幸運にも朝鮮戦争に兵を出すことを免れた。
しかし今の日本は占領下ではない。
だからマスコミの人たちや憲法改正に反対する人達によく聴いて欲しい。
マスコミの皆さんが平和憲法と呼ぶ現憲法は 「アメリカの『占領下』であればアメリカの要請で戦争に参加することは免れる(抑止力になる)」という 「主体性なき国家の憲法」 なのだ。
アメリカの押し付けかどうかなど関係ない。 現憲法には憲法の最重要規定である国民・国家を守る『国防』という面で、本来あるべき主体的国家、文章で言えば『主語』が存在しないと言っていい代物なのだ。
自主独立の日本が中国や韓国・北朝鮮の武力攻撃を受けた時には、現憲法下では朝鮮戦争当時のアメリカと同じく「身動きが取れなくなることだけは証明されている」のだ。
マスコミを筆頭に改憲反対派の人々に理想の社会を聞いてみればいい。
必ず『国境のない社会」というに決まってる。その中には『共産党独裁世界政府」も入るだろう。
つまりそういうことなのだ。
改憲反対派はこの素晴らしい憲法が『国家』という概念をなくした時に初めて成立する(条件付き平和)憲法であることをうすうす理解しているだろう。
結論を言おう。
そのような改憲反対派の人々は、「日本国憲法改正反対運動」など何の役にも立たないことを知っているはずだ。
理想を掲げるあなたたちの使命は、他の国に向かって「日本国憲法と同じ『武力・戦争を放棄する平和憲法」を制定しなさい」と主張し実現することです。
そうすることでしか解決できない問題と知っていながら、日本国内で全く意味のない「日本国のみに平和憲法を押し付ける」ことを主張する。
これでは偏執狂的理想主義者(偽善的夢想主義者)と呼ばれてもしかたない。
そのような人(日本人とは限らない)にとって日本ほど住みやすい国はないでしょうね。
マスコミ全体がお友達(偏執狂的理想主義者)なのだから。
【 色々な人がいていい。「中国に征服されてもいい。その靴を舐めながらでも生き延びたい」というコメンテーターもいました。いつしかこの国の人々の多くが、『金と命』が後生大事と、中国人や韓国人のようなことを言っても驚かなくなりましたから。 しかし日本人はその固有の歴史により「心の奥底に本当の人間存在の有意義を感じる民族だと信じていますから、いつか解決できるでしょう 】