1月末で教員が100名退職 埼玉県
3月末で定年を迎える教員が100名以上1月末で退職する埼玉県。
埼玉県知事は「年度末まで2ヶ月残してやめる教員は無責任」と不快感を表明しているようですがなぜこんなことになったのでしょう?
理由はいたって簡単。
国家公務員の退職金減額に伴い、埼玉県では昨年12月に条例を改正し、2月から退職金減額を施行するからです。
この条例によって減らされる退職金は約150万円。
正直に申し上げましょう。これは県が悪い。なぜ施行を4月にしなかった?
知事さんはこのような状況を予想しなかったのでしょうか?
「責任ある立場の人は責任をしっかり受け止めて欲しい」と述べられていますが、知事さんの責任は自覚されていますか?
【追伸】
あちこちの自治体で似たような条例で定年前に退職する公務員がいるようです。
/////__「駆け込み退職」は埼玉をはじめ愛知、兵庫、佐賀など全国的に広がり、教員のほか警察官のケースも目立つ。ちなみに東京都でも今年1月、退職金を引き下げる条例改正を行ったが、定年退職の時期を60歳になった年度の年度末と定めたため、同様の現象は起きていないという。__/////
最後の東京都の例はちょっとよくわからないのだけれど、いずれにせよ条例の制定が悪かったということでしょうね。
退職金が減るのを覚悟で最後まで努めを果たす方に慰労金でも差し上げたらどうですか?