2012年8月

なでしこ快勝

≪BY パックマン≫

いやーすごい!これはもう私には理解不能な強さ。
押しに押された90分。鉄壁の守りで点を与えず、数少ないチャンスに2得点。

ブラジルが決して弱いわけじゃない。2~3点取られていても仕方ない内容。
技術と戦術で、あんな風に守りきれるとはブラジル人もびっくりでしょう。
彼女たちにとってストレスのたまる試合だったでしょうね。でも強かった。

なでしこJAPANは、とにもかくにもベスト4。
心配は澤選手に余り精彩がないこと。
それでも勝つのだからこれはこれで心強い。

しかし、ピッチの中で「川澄選手」の動きは際立ってます。彼女がボールを取ったら、顔は判らなくとも「あ!川澄」とすぐ判る。
あのスピード感と、体幹の強さはを思わせる切り返しや足の振り抜きの早さは失礼ながら「男性並み?」(少なくとも私よりは「はるか上」)
次は五輪直前に負けたフランスが相手。

勝つとしたら、川澄選手の活躍を予言します。

オリンピックの判定が変だよ!

≪BY 老師≫

今回のロンドンオリンピックは後世に物議をかもしそうです。
不可解な判定が多すぎるし、首を傾げる処置は理解に苦しむ。

考えられない柔道の判定とそれに続くビデオ審査判定員による抗議と決定の変更。
体操競技でも日本に有利な判定に覆ったのだが、日本選手の技の加算点漏れ。

これらは審判員の技術不足ということでしょうが、きわめつけは決勝リーグでの対戦相手を考慮し「わざと負けようとした」バトミントンのチーム4チーム8人の「大量失格処分」

これはよくあることで「なでしこジャパン」だって決勝リーグのことを考えて「勝ちにいかなかった」

確かに彼女たちのバトミントン試合はチャランポランで見るに堪えられないひどい内容だった。観客にとっては迷惑だったろうと思う。
しかし、無気力試合が「失格」に相当するなら、当然運営側はそのことを試合前または試合中にでも選手に伝える義務がある。
そもそも「無気力試合は失格」というルールがあるのかどうか?

彼女たちがダラダラとゲームを続け、運営者も注意をしなかったということであれば「成文化されたルール」はないんだと思う。

「無気力試合はスポーツマンシップにもとる行為で失格に当たる」と運営者側が判断するならそれはそれでいい。
ただ、選手たちにそのことを伝えなければならない。伝えないでおいて突然失格を言い渡したのならこれは運営者側の大黒星である。

もともとスポーツマンシップにほど遠い中国・韓国のチームが3チーム含まれているとはいえ、このような形で権利をはく奪するのは酷すぎる。
せめて今回の場合は再試合の機会をあたえなければ、今後審判の恣意的判断で「無気力試合で失格」という異常事態が起こりかねない。
「ロンドンオリンピックは失敗したオリンピック」といわれるかもしれない。

政局な”野田”総理

≪BY KEI≫

野田総理は良く重責を果たしているものの、小沢派が離党してもなお、身内に鳩山・菅と歴代最低最悪の総理が巣食い、彼らが未だ愚かしくも自党の総理の足を引っ張るという恥の上塗りを続ける民主党は解体せざるを得ない。
言葉の信頼を失った小沢党とその親派に国民の支持はあり得ない。

自民党も支持者離れを回復できない。自民派生小党派も似たようなもの。
公明・共産は支持組織が健在だがキャスティングボードさえ握れないだろう。

自民党の不人気ぶりは無残である。
戦後教育で育った上っ面な人権主義者達が、「特定の組織」であるということだけで嫌悪感を感じる社会を生んだのだろう。
「私は絶対に死刑反対だ。だがブッシュだけは八つ裂きにしたい」とテレビでわめくトホホな人間ばかりになったようだ。
口当たりの良い政策を並べ、マスコミが後押しし圧勝した民主党が、あまりに無能であったことも拍車をかけている。

消去法でいけば自民党しかないと私は思うのだが、自民党も身内を整理する必要がある。媚中派・臭いものには蓋派とは手を切らねばならない。野田総理に小沢切りを強く求めたのだから自分たちもそのくらいはしなくてはならない。

大いに気になるのは「維新の会」だが、維新の会が既存政党の殻を破る革新的な政治運動なのかどうか良く判らない。
当然と言えば当然ながら、橋下徹という人間以外まだ何も実績がないのだからしょうがない。

可能性は大いにある。大いにあるが「橋下徹という一個人が抜ければ何も残らない」というのであれば混乱を招くだけだ。
次期総選挙に向けて候補者を集めているようだが、今のやり方では「小沢チルドレン」の二の舞。いともたやすく既成政党のような政策なき職業政治家に堕するだろう。

やはり野田総理を中心に、自民党と民主党両党を壊してガラガラポン。これしかないような気がする。
維新の会は初の国政参加としてそこに乗っかる。
橋下大阪市長も意外とこの線を狙ってるんじゃないかな。