by WEBラジオ
AIJ投資顧問と契約していた年金基金の大半に旧社会保険庁のOBが天下りしていた問題で、AIJがそうした天下りのOBに対し、重点的に営業攻勢をかけていたことが分かりました。
やっぱり、しかも早速出てきました。
2000億円もの年金資産の行方が分からなくなっているAIJ投資顧問会社に怪しげな天下り官僚の影。
AIJが契約していた84の年金基金の大半に旧社会保険庁や厚生労働省のOBが幹部として天下りしていた。AIJはそうした基金の天下り幹部に対し、重点的に年金運用を勧誘していた。さらに、天下り幹部同士のつながりを通してAIJとの契約が広がったとみられている。
なかにはAIJを紹介する「まとめ役」がいたということですが、さてこの「まとめ役」とは一体どんな人物なのか、そして現役官僚や政治家との繋がりはどうなんでしょうか?
厚生労働省の調査によると、「資産運用の経験がある役職員を採用する基金は2割にとどまっており、天下りした幹部も運用の知識が乏しいケースが多い」ということですが、そのこともAIJがうその運用実績で契約を伸ばした背景になっているとみられます。
まるで他人事のような話です。
これ「天下り官僚は知識も経験もない(職場に就職できる)。全く役に立たないばかりか会社に大きな損失を与えることがあります」という”注意書き”が必要ということですよね!
しかし考えてみると、「こんな事を起こした天下り官僚たちでも、たっぷり満額年金を受け取れる」ということでしょう。非道過ぎるんじゃないですか?
お手盛り公務員年金の「職域加算」分を今回のAIJの損失分に補填することを提案します。