天皇陛下のお言葉、ご健康に感謝
天皇陛下がお言葉を述べられたことにいろいろな反応があるようですが、まずもって国民として陛下のご健康を感謝いたします。
しかし今回異例のご発言は、陛下にとって重大な決意のもとでなされたもので、国民皆等しく重々その意味を考えなければならないと思います。
今回のお言葉から、NHKはもちろん産経までも 「 『生前退位』のお気持ちが強い 」 という解釈で忖度しているが、そうではあるまいと思う。
その前に竹田恒泰氏が「生前退位という言葉はおかしい。生前譲位というべきである」と言っておられたがその通りだと思います。
法的制約の中で天皇陛下も言葉を十分に選ばれたのでしょう。
慎重な言い回しに終始されているのでNHKなどは最初のスクープ時と同じような解釈で通しているが、少々思慮不足でしょう。
ただ陛下の「今のままでは皇室の国事行為が滞る」という思いがお強いということはよく伝わってきました。
ですが、それをもってすぐ『生前譲位』と決めつけるのは日本国民として認めがたい気がします。
陛下が一番ご心配されていることは国民生活とともに、ご家族である皇室の皆様のことではないでしょうか。
なかんずく皇太子ご一家のことがご心配なのではないか?と忖度いたします。
ご縁戚となる皇族もご高齢となり男子継承者も年若い秋篠宮悠仁親王お一人では心細くなられて当然でしょう。
この点は宮内庁と政権与党・自民党に責任があります。
ここには、以前から囁かれている皇位継承の問題が根本的問題として存在しています。
はっきり申し上げます。
敗戦によって皇籍を離脱された皇族。
これは理不尽な占領政策の継続です。
今もし旧皇族がそのまま残されていれば、
今回の譲位の問題も皇位継承の問題も
回避できるのではないでしょうか?
安倍総理や自民党の皆様に申し上げる。
80歳になられた今上陛下があえて国民に直接語られた今回のお言葉を、不埒な反日勢力の下種な目論見に翻弄されてはならない。