裁判員制度は合憲・・いまさら
by KEI
裁判員制度は合憲!
「え、いまごろになって何をいってるんだ?」
と思ったら、覚せい剤密輸事件で弁護側が上告理由に「裁判員制度は違憲」という理由があり、その上告審の最高裁判決で「15人の裁判官が全員合憲と判断し、裁判員制度は合憲と判断された」というものでした。
「何をいまさら」という感じです。もし違憲となったらこれまでの裁判員が加わった裁判全部無効になるんですかね。
始まっちゃったんだからいまさらどちらでもいいんですけど、元々賛成ではありません。
でもその判断の龍の一つに「国民が受け入れている」というようなことが書いてありました。
「当初裁判員として指名した人の5割くらいしか受けてくれないだろうと思っていたが、8割以上の人が受けてくれた」というのがその根拠だそうです。
これまた「何を言ってるんだかな」です。
様々な制約を罰則みたいな形で押しつけておいて「それはないだろ」と言いたい。
中には「やってみたかった」という人もいるようですが、一度「全く強制ではありません」といって自主的に参加する人だけを集めてみなければ「国民が賛成」しているかどうか判りません
もしくはもっと正確に知りたければ「国民全員にアンケート調査をする」
是非やってみてください。
それとどうせやるなら、最高裁にこそ民間人を参加させる裁判員制度にしてもらいたいです。
最近の最高裁は世論におもねるというか左寄りというか、裁判員制度にピッタリじゃないかと思うのですがいかがでしょうか。