多国籍軍の『イスラム国』攻撃は短期決戦を!
アメリカ主導で、中東有志国家と共にシリア内の『イスラム国』へ空爆を開始。
オバマ大統領は「前例のない画期的な試み」とご満悦のようだが、
果たして事はアメリカの思い通りにいくのだろうか?
いくら空爆をやっても、現実には地上軍を投入しなければ『イスラム国』を排除することはできない。
アメリカ軍に、地上戦も主導権を取って戦う気はあるのだろうか?
この戦いにアメリカがどんな戦略を持ってるのか知らぬが、「作戦期間は3年を想定している」と聞いた。
軍事行動で3年という長期計画?まるで世界大戦並ではないか?
サウジアラビア・アラブ首長国連合(UAE)・ヨルダンといった穏健派国家が、
今回の空爆に参加しているというが、彼らが果たして他国に赴いて『イスラム国』と地上戦を戦うのか?
どう見てもそんなことは考えられない。
下手をすれば、参加有志国が、国内『イスラム国』親パのテロ活動におそわれるかもしれない。
アメリカのいうように、3年も戦争を続けなくてはならないと国民が知れば、支持は得られるのか?
部族と宗派でモザイク模様の中東が、『イスラム国』として大同団結する可能性は低いが、
実際に地上戦が始まれば、幾多のテロリスト集団が出没し、限りなく戦火が広がるのではないか?
常に誤った選択を続けてきたオバマ・アメリカは、また新たな戦略的間違いを犯したのか?
せっかく『対イスラム国包囲網』を築いたのであれば、
アメリカ主導で有志国と連携して、短期収束戦略を取るのが常道だろう。
つまり「有志国連合」は空爆用張りぼて
ということなのだろう。地上戦はいまだ戦略想定外なのだろう。
空爆後、速やかに大戦力による掃討戦を行えなければ、
『イスラム国』は勢力を拡大するとみていい
アメリカの現政権のケリー・バイデン・ライスといった閣僚たちは、
大統領と共に、失敗しても何度でもリセットできる
『コンピューターゲーム』でもやってるつもりなのかもしれない。
オバマ・メリカが動くたびに混乱は拡大する・・
あまりに無能な指導者は、人民の意志で排除されるのだが・・・・・・・。