在特会(在日特権を許さない市民の会)代表と話し合いをしようと言った橋下大阪市長が、会談しょっぱなから罵倒しあう泥仕合。
一体橋下市長に何があったんでしょうかね?
自分で呼んどいて、在特会会長(桜井氏)の最初の発言「最初にヘイトスピーチについてお伺いできますか?」
という問いかけにたいして、
橋下:「いや僕の意見を言うのじゃなくて・・」
桜井:「あんたが言い出したことだろう」
橋下:「あんたというな!」
桜井:「じゃお前でいいのか!」
もう3行目から以降は罵り合い。
あの口の回りの速い橋下氏が一方的に受け身に追い込まれて支離滅裂の印象でした。
【会見全文書下ろし】
なんだこれ、双方話し合いをしようということで会見したんじゃないの?
橋下氏は最初の質問に対して、
「ヘイトスピーチの何について聞きたいのですか?」と聞き返しておけば、全く違う流れになっていたような気がしますが、なぜ橋下氏がこれほどヒートアップしたのだろうか?
まあ罵り合いなら『在特会』のお手の物?というわけでもないかもしれないが、
「あんたというな!」この橋下氏の発言もすでに理性が飛んでますね。
在特会の桜井氏が弁が立つのは良く判ったが、
この人の喋りは、文章にすればどうということはないかもしれないが、
相手の弱点を瞬時に指摘する寸鉄・仮借なき言辞で、相手を追い込む。
このペースに巻き込まれたら、まともな人間は冷静でいるのはむつかしいだろう。
まあよく言えば『さすが在特会会長』というべき苛烈さです。
だが、桜井氏も一度じっくりと自分の主張を、”相手を非難することなく”やってみてもらいたいなあ。
きっと、意外とまともなことを言っていると思いますがねえ。
桜井氏の仮借ない口撃に頭にきて、それを『ヘイトスピーチ』と非難して議論を放棄した橋下氏の敗北です。
最初の第一撃をかわせば、あとは普通の人同じように話せそうな気がする。