ウクライナ上空で撃墜されたマレーシア航空機の件で、ウクライナの親露派にではなく、面と向かってロシアに唾をはきかけた『オバマメリカ』。
イスラム原理主義の武闘派グループ「ハマス」を根絶やしにせんと、パレスチナ難民が住むガザ地区に侵攻した『イスラエル』。
オバマ氏は、相変わらず口先介入と経済制裁一辺倒で、なぜかお花畑のような雰囲気を漂わせている。
ウクライナと地続きの欧州は、身を固くして成り行きを見守っていることだろう。
「アメリカのノー天気」に業を煮やしたイスラエルは、巨像がアリを踏みつぶすようにパレスチナ人を蹂躙するが、
いつか、『アラブが結束する』日が来るのではないかと、内心は恐怖に怯えていることだろう。
ノー天気なのは日本も同じ。奇しくも日・米は紛争地と海を隔てている。
恐怖に怯える世界中の人々の震えが伝わらないかのようだ。
だが『日本のノー天気さ』はアメリカの比ではない。
特に日本メディアの不感症ぶりは後に笑い種(ぐさ)になるだろう。
相変わらず『集団的自衛権行使』と『原発再稼働』に、愚にもつかぬ言いがかりをつけて「正義の旗」をふりかざす。
反対派は
「何かあったら責任は誰が取るのか」
というのがお決まりの文句になりつつあるが、太平洋戦争を軍部だけの責任に転嫁し、企業と政治家を無能な守銭奴と貶め、そのくせ国民主権を謳う卑怯な戦後民主主義には反吐が出る。
「責任は(政治家を選ぶ)国民にある!」
議会制民主主義では当然のこの原理に目をつぶり、
「責任を取れ」と言い続ける人達は、
「責任を取れ」という言葉で相手に責任を押し付け、
自らの責任を放棄して精神の安定を図る、
愚かな『被害者意識』の持ち主である。。
話がそれた。
今日の小欄で言いたいことは別にある!
この危機的状況を打開するにはどうすればよいのか?
ロシアとアメリカ、そしてアラブとイスラエルの仲裁をできるのは誰だ?
アメリカは自ら降りた。やる気が有っても今のオバマ政権には無理だろう。
国連は『常任理事国』の壁で機能しない。
今の国連事務総長に、その壁を乗り越える『カリスマ性』など欠片もない。
冷静になって考えてみるといい。
ロシア、アメリカ、イスラエル、アラブ諸国、これらの国々と友好関係を持ち、対話できる国や首脳は誰だ・・・・・
幸せの青い鳥は身近にいるものなのだ。
日本人は「国内メディアのクズのような駄文・雑言」に惑わされ視界を失っている。
世界はもうすでに気づいているはずだ!
日本しかない!安倍首相ならこの仲裁が可能だ!
今こそ安倍首相の『積極的平和主義』を全面に打ち出す時です。
日本国民は、安倍首相の『世界平和への取り組み』を後押ししましょう。
「アメリカとロシア」そして「イスラエルとハマス」の仲裁を日本が主導しましょう。
日本の『集団的自衛権行使の閣議決定』を、歓喜の声で迎えた世界は、この日が来ることを予感していたのかもしれません。