初回に一発被弾、逆転した二回に2点取られて再逆転される最悪のスタート。
あやや、こりゃどうなるんじゃろ・・・とマー君(田中将大)の投球にハラハラしたメジャー顔見せ登板。
3回4回も0点には抑えたものの見方のファインプレーに救われただけで危なっかしくてみていられない。
「やっぱり150㌔そこそこのストレートじゃあ変化球が良くてもメジャーじゃむつかしいかも」という思いが脳裏をかすめました。
でもねえ・・・さすが『神の子:マー君』、心配したストレート主体のピッチングに切り替えて5、6、7回とあっさり抑えてしまいました。
このタフさにアメリカのスポーツ界も絶賛!
アメリカはこういう復活劇みたいなのが大好きだからなあ。
野茂が復活した時もベタ褒めだったことを思い出した。
面白かったのが、マー君が調子を上げてきたので揺さぶろうとしたのか、あるバッターがなかなかバッターボックスに入らない。
マウンド上で待つマー君。「おいおいこりゃ長すぎるだろう?アンパイアは注意しないのか?」と思った頃やっとバッターボックスに。
すると今度はマー君が投げない。投げない。「おいおいそろそろ投げないとアンパイアに注意されるんじゃないか?」と思い始める頃にやっと投球動作に入り、あっさりと内野ゴロに仕留めた。
これだね、マー君の強さは。
メジャー相手に全く臆するところがない。
これなら大丈夫、メジャーでそこそこの結果は残せると確信しました。
ただ一つだけ苦言を。
顔の表情がちょっと険しすぎる。
わざわざヒールにならなくてもいいだろう?
わざわざ余計な雑音を増やす必要もない。
ニヤニヤしろとは言わないが、もう少し淡々としていた方がいい。
ああ、これは奥方に言ったほうがいいのかもしれない。