≪BY カワサキ≫
「ニ人の世界」という石原裕次郎さんの歌はあったが、これは歌の、いや愛し合う者が何もかも忘れて2人だけの世界に浸るお話。
先日、「世界との一体感」を取り戻したくて「世界征服を夢見る子供」、のことを書いたが、この現実世界の中で「自意識」を持つ人間は、「自分と世 界」を明確に分離して考えている。「自分」とは、生命を持ち快・不快を感じるこの身体であり、そして思考しその反応としての感情を持ち、喜び・悲しみ・怒 り・愛し・希望に胸を膨らませ、そして絶望する自意識である。
それ以外の全てのものは「自分」と切り離された客観的「世界」である。客観的と言ったのは、恐らく自分が死んだあとにもこの世界は何事もなく存在す るのだろうと思っているからである。いいかえると我々は「我々と無縁の客観的世界」で、一人一人が自分だけの自意識の世界に住む「孤独な旅人」であると 思っているのだ。
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