《BY 老師》
今日の愛媛新聞にお遍路姿で136万円をだまし取った老女の記事。
騙された人の数は64人。一人平均約2万円をだまし取られた勘定。
2010年4月から約2年間、香川・愛媛・徳島の各県の駅やバスターミナルに白装束で現れ通行人に「主人が他界し娘も自殺してお遍路をしている。お金は返したい」と話し涙を誘い無心をしていたらしい。
昔から四国の人は「八十八箇所参り」のお遍路さんに心づくしをしてきた。
その習慣を「おせったい」と言う。
四国の人々の心の底には「おせったいの火が灯っている」のでしょうね。
この老女に「おせったい」をした人は詐欺の被害者と呼んでいいのかなあ?
詐欺で逮捕されたということなので、誰かが「騙された!」と訴えたんでしょうね・・・・・。
被害額は一人当たり千円から58万円(!)、中には複数回にわたり郵送した人もいると報道されていますが・・・う~ん、詐欺ですかこれ?
善意の人は騙されたと思わないのでは・・・・・・
まあこれに味をしめ、似たような詐欺を働く不届き者が増えるのは困りますが、「お四国参り」を詐欺の道具に使うとはとんだ罰(ばち)あたり。
ですが、昔から「お四国参り」は結構このような話が多く、逆にお遍路さんが被害に会うこともあります。 一人遍路、とくに女性は気をつけましょう。
南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛 ・・・・・・