≪BY KEI≫
ついに私にもやってきました「首相官邸前で6月29日反原発デモを」というツイート。
【紫陽花革命:拡散希望】だそうです。ジャスミン革命じゃなくて紫陽花革命か。
マスコミが「ネットで集まった一般市民によるデモ」と報道していましたが、タイムラインを読んでみるとあの反原発学者として有名な広瀬隆氏の名前が出てきた。山本太郎氏の名前もも出てきました。
同時に賛同している方たちは原発被害者の支援もしていて、何やら物販もしているようです。本当に善意でやっているんだと思いますが、「原発事故被害者支援」と「原発反対運動」となぜ結びつくんでしょう?私にはよく判りません。全く別問題としか思えません。
そして反原発運動をしている方々が、被災地のごみ分散処理に反対しています。「自分達の近くでの処分」に反対するのも気持ちは判らなくはありませんがエゴむき出しのような気がして嫌悪感に近いものを感じます。
反原発・原発廃止=ごみ分散処理拒否は「放射能汚染が怖い」で繋がるのですが、それが「原発事故被害者支援」と繋がるのが理解できません。
ただ一つ理解できそうな筋道は、「反原発・原発廃止=ごみ分散処理拒否」運動が、被害者を返って苦しめるのが心の中で解っているからこそ「被害者支援」を持ち出したのかなという流れです。うがち過ぎでしょうか?
ドイツが福島の事故の後「脱原発」に方針転換しましたが、それでも全廃するのは2022年です。
そのドイツすら政府内では「世論に反対できる雰囲気ではなかった。しかし2022年までに原子力発電に代わる電力確保は全く見通しが立たない。このままではドイツの企業は成り立たなくなり国外に出てしまう。ドイツの産業は壊滅するのではないか」と心配しているそうです。
「紫陽花革命」は一体何を目指しているのでしょう。私はこんな「夢想家のお祭り騒ぎ」のようなデモには参加しません。真剣に日本の将来や被害者の救済を考えるなら「再稼働反対・即時原発廃止」などという日本を破壊するに等しいこんなデモに参加して欲しくありません。