カテゴリ:詩、エッセー、小話

高杉晋作 辞世の句

おもしろき こともなき世を おもしろく
すみなすものは 心なりけり

この高杉晋作の辞世の句といわれるものがなんとなく面白くない。
特に下の句が 説教臭くて 晋作らしくない。

まあ、彼を看病していた野村望東尼が付け足したと言われているので晋作らしくなくて当たり前。

でちょっと下の句を創作してみました

おもしろき こともなき世を おもしろく
ながむは死出の 旅枕かな

あまり辞世の句らしくないなあ。面白くない!

で、花見の歌でも・・

盃に 浮かべて愛でる 花月夜
琥珀の夢に 誰をかうつさむ

 



韓国の裁判所

韓国の法定で

裁判官 :「日本から犯罪人引渡し要請が来ているが君は何をしたのだ?」
韓国人A:「私は日本に行って靖国神社に火をつけました」
裁判官 :「なぜ火をつけたのだ?」
韓国人A:「日本は朝鮮を侵略し文化を破壊し、もっと早く近代化できたはずの優秀な朝鮮民族の発展を遅らせたからです」
裁判官 :「しかしそんなことで韓国で捕まることはないだろう。で、なぜ捕まったのだ?」
韓国人A:「韓国旅行していた日本人女性をレイプしたからです」
裁判官 :「それだけか?」
韓国人A:「いえ、ついでにその女性の財布を盗みました」
裁判官 :「それはいかん!君は窃盗罪で起訴されるべきだ。盗んだものは返しなさい。それで不起訴としよう。」  「今後君を『政治犯』として保護し日本には引き渡さないよ。それと、もしよかったら君を小学校教師に推薦しようと思う。( よくやった!)」

これは最近の事件を参考にした「本当のつくり話」です 。



ゴッド・ハンド

「肩こるわ~」
ソファーでテレビを見ている私の横に、「ドサ!」っと倒れこむカミさん。
足で私を隅に追いやりながら横になり「フン!」

なにが「フン!」なのか? 続きを読む



沖縄に酔ふ

≪BY 宅僕≫

泡盛に 酔いて紡ぎし 夢の跡
古城(グスク)の石組 島空に映ゆ

旅人の 夢を食らうや 琉球の
島の緑は 哀しとも見ゆ

海人(うみんちゅ)は 白き歯をむき 獲りたての
モズク差し出し 食えと勧める

 

 



青春 そして 別れ

BY ハッチョ

我が人生において恩師と呼べるただ一人の先生”クマさん”に出会ったのは40年以上前の八幡浜高校時代。中途半端な大学予備校のような普通課高校で私は登山部に入った。その登山部の顧問をしていたのが皆が”クマさん”と親しみを込めて呼ぶ野本先生であった。
一緒に入って今でも付き合いのある中学校からの友人に聞いても「なぜ登山部だったのか」どちらも覚えていない。心に残るほどの大した理由もなかったのだろう。

あまり好きになれない 「青春」という言葉のただ中のこの時期に、私は「何がしかの確たるものを手に入れた」と言う実感は殆どない。生意気盛りで勉強など馬鹿にして殆どしなかった(いや出来なかった)。今にして思えば喪失感の方がはるかに多かったように思う。簡単にいえば「人に誇れる青春」ではなかったということだ。 続きを読む



宇宙人万歳

BY 八兵衛

A:「50年前手に入れた地球人のサンプルで余り出来の良くないのがいただろう。かわいそうだから彼の運の良さを30歳までに凝縮したサンプルさ」

B:「はい、そのおかげでとりあえずその国一番の大学に入学できました。でもあれは相当無理な操作で脳みそは取っちゃいましたからね。その後はオウム並みの人間ですよ」 続きを読む



乳母車

by WEBラジオ

三好達治の詩:「乳母車」

母よ あわくかなしきもののふるなり
紫陽花(あじさい)色のもののふるなり
はてしなき並木の道を そうそうと風のふくなり

時はたそがれ 母よ私の乳母車をおせ
泣きぬれる夕日に向かって
凛々(りんりん)と私の乳母車をおせ

つめたき額に 赤い房ある天鵞絨(ビロード)の帽子をかむらせよ
旅いそぐ鳥の列にも 季節は空を渡るなり

あわくかなしきもののふる
紫陽花(あじさい)色のもののふる道
母よ 私は知っている
この道は遠く 遠く はてしない道

---------------------------

好きな詩なんですが、最近やっと気が付きました。
てっきり母を謳ったものだと思いこんでたんですが、母親の姿が全く見えないことに。

徹底的に自分目線。子供視点。
母親は並木や風や鳥や空のように風景の中に消えてしまってます。
まるで、どんな風に無視しても、駄々をこねても、
母親は自分を守ってくれると頭から信じ込んでいるかのように。

・・・・・・・・ああなんだ・・・やはり母親を謳っているのか・・・・



ピックアップ

ピックアップ記事一覧へ

セミナー紹介

イベント紹介

リンク集