≪BY パックマン≫
いつもながら「何が面白いの?」という神さんの声にめげずボクシング観戦。
初の日本人世界チャンピオン(WBA・WBC)同士の世界王座統一戦。
イヤー、いい試合でしたね。3対0の判定で井岡選手の判定勝ち。予想どおりですがこれ正反対になってもおかしくないほど八重樫選手は良いものを持ってました。
インファイトになった時のパンチの回転力、的確さ、パンチの力強さは井岡選手をはるかに上回っていました。
井岡選手の勝因はジャブ。かなり強烈なジャブが面白いように当たる。
でも「今回もKO勝利を」という力みがあったのでしょうか、動きが硬い印象を受けました。このままもう一度八重樫選手とやるとどうなるか判りません。
八重樫選手の敗因は、いえ敗因ではなく改良すべき点は、
1)ジャブが、ストレート気味で強く打とうとするのか必ず大きく踏み込んでから打つので読まれてしまい先手を取ることができない。
2)パンチ力はある方だろうけど、あれだけまともに井岡に当てても効果がなかったように見えた。ということはもう少し力を抜いてスピードを上げて数で勝負するスタイルに変更した方がいいと思います。
3)これはどうしようもないかもしれないが、試合開始早々右まぶたが腫れたのは体質でしょう。打たさないよう防御を磨くこと。
でも二人の長所を合わせれば素晴らしい選手ができるんだけどなあ。
井岡選手は八重樫選手のいいところを見習うべきですね。
いい試合でした。2人に拍手です。