『フィールド オブ ドリームス』ケビン・コスナー主演で1989年アメリカ公開。
ココ最近あまり新作映画を見なくなった。どれを見てもCGをふんだに使い込んだ、まあ映画らしいといえば映画らしいのだろうけど、似たりよたりのSFかファンタジーの予告編ばかりのように見える。
こうなりゃ昔の名作でもってことで『フィールド オブ ドリームス』
見返してみても実に良く出来た脚本で感動するファンタジーなのだが、この映画アカデミー賞では作品賞・脚色賞・作曲賞にノミネートされたものの受賞は逃している。
「そんな馬鹿な」と思ったがもらっていない。いい映画なんだけどなあ・・・・
ところが日本では1991年日本アカデミー賞では外国作品賞をとっている。
ということはこの作品は『日本人好み』の作品らしい。
まあ野球を背景にしてるから日本人とアメリカ人にしかわからないのかなあ。
いい映画なんだけどなあ・・・・
アイオワの貧乏農家の男レイ・キンセラが、どこからともなく聞こえる「それを作れば彼が来る」という声に動かされとうもろこし畑の一部に野球場を作る。
やがてとうもろこし畑の中から、怪訝そうな顔をしながらかつての名選手たちが昔の姿のまま現れて野球を楽しむようになる・・・・・
アメリカ人の大好きな、父親と息子の相克の物語なのだが設定がいい。
挿入されているエピソードが見事!思わず「うまい!」と叫んでしまう。
そのエピソードで、キンセラの娘を助ける「ムーンライト・グラハム」役がバート・ランカスターでこれが最後の映画出演らしい。
この映画を言葉で説明できるほど文章力はない。
見てない方は騙されたと思って是非ご覧下さい。
感動感涙間違いなし!