ノニト・ドネア 対 ビック・ダルチニアン ドネアが復活をかけて因縁の相手にのぞむ対決は見事ドネア復活劇。
山中慎介は、動き回ってKO困難とみられたアルベルト・ゲバラ(23=メキシコ)を必殺左ストレートでKO。
ちょっと不運な天才リナレスは久々に見せた芸術的カウンターの一閃で健在ぶりをアピール。
あまり強すぎて対戦相手が現れない気の毒なローマン・ゴンサレスは階級を上げても全く変わらぬ無敵ぶり。
無敗のミゲール・ガルシアも階級を上げても強い強い新チャンピオン誕生。
全く今日は一日中なんと盛りだくさんのBOXING祭りでしょう。
面白いのは面白いのだが実はちょっと戸惑ってもいます。
理由はあの”マネー”メイウェザー。先日期待のアルバレスをもあっけなく退けた。
以前は「いつかメイをやっつける選手が出るだろう」と期待していましたが、マルケス、コットという超一流を子供扱いするメイのやっているのは「ボクシングではない別のスポーツ」のように思えてきました。あのメイの姿がボクシングの最高・最強のスタイイルというなら、ボクシングとはなんとつまらないスポーツだろうと思ってしまったのです。
メイウェザーは確かに身体能力も優れボクシングに必要な攻撃能力と防御能力を余すことなく備えていますが、彼の試合ははっきり言って「全く面白くない」のです。
倒すか倒されるかというボクシングの最大の魅力を欠いたワクワクもドキドキもしない、ただイライラするだけの興行のどこが面白いのでしょう?
これはメイへのやっかみでしょうか?皆メイの試合を本当に見たいと思ってるんでしょうか?
まあボクシング関係者はメイを否定したらボクシングそのものを否定することになるので何も言えないでしょうが、メイはボクシングをスポーツと呼べない別物にしてしまったように思います。
ついでに別物ではないかと思ったもの「おらが国の新聞」
11月9日の社説のあまりの偽善者ぶりにあいた口がふさがらないというよりも気持ち悪くなってしまいました。
この新聞も新聞とは名ばかりで全く別物のようです。
まるで日本人ばなれした「思慮分別のない別者が日本人のふりをして社説(らしきもの)や記事(らしきもの)を書いてる」気味の悪さがこの新聞(もどき)にはあります。
今日の一面もひどかったなあ・・