何だろ?仏教用語ならなんとなく有難そうな響きである。
だが、漢字で書くと 『後妻業』 つまり職業の一種らしい。
直木賞作家:黒川博行氏の著書『後妻業』の内容が、「現実の遺産目当ての高齢者殺人事件にそっくり」と話題になっているらしい。
現実は、筧千佐子(67)という女性が、結婚や内縁関係の男性高齢を、次々と毒物で殺害し、10億もの遺産を手に入れていたのではないかと言われている。
一方『後妻業』の方は、黒川氏の知人に降りかかった事件を小説にしたものらしいが、その知人が弁護士に相談した時に、最初に弁護士が呟いた言葉、
「それは ゴサイギョウ だね」
と言ったことをタイトルにしているとのこと。
小説で明かされる『後妻業』の女性の手口は凄まじい。
結婚相談所で相手を探すらしいが、名前を変えたり、履歴を残さないため籍は入れない。
普段飲んでいる薬をすり替える。
遺産に関わりそうな人物を消してゆく。
自分の同意がなければ変更できない『死因贈与契約』を結ばせる。
「おお、そこまでするか」というオソロシイことが次々と起きる。
男には到底できないような気がする。女性はたくましい(スギル!)
しかし、世の中のほとんどの男が、ホンサイを持っているが、知らぬが仏、
あなたがソロソロ旅立ちそうになるあたりから
「ゴサイギョウがホンサイギョウ」に取って代わる。
『知らぬが仏』で男らしく昇天するのが男の甲斐性?ですかねぇ・・・・・・