BY 老師
「切除した男性器を調理して食べる」という反吐の出そうなイベントが日本で行われた。一体どうなってしまったのだろう。
切除手術の医療費を捻出するため、2012年4月、ツイッターに「私の男性器(完全陰茎+睾丸+陰嚢)の料理を10万円で提供します」と投稿してイベント実現に至ったのだという。
イベントは2012年5月13日夜、杉並区阿佐谷のライブハウスで行われた。「性器を食す世紀のイベント」という触れ込みで、芸術家の男性(22歳)が性器を提供。事前に切除し、冷凍保存していた自分の性器を会場で調理し、観客が食べた。
イベントにはネットを見て集まった20代から30代を中心とした男女70人が参加。ステージの上で、コック姿の調理人が男性器をワインに漬けたあと、フライパンで調理。皿に盛りつけられ、男女5人に提供されたのだという。
杉並区は5月中旬に保健所がライブハウスに立ち入って事実関係を確認しているという。杉並区が知ったのは一体何時のことだろう?
イベントも過ぎた6月1日になって田中良区長が、「人体の一部を公開の場で食する催しを、参加者を募集し実行したことは大変遺憾で、許されるものではない。警察などと協議し、断固とした対応を取るよう検討する」 というコメントを発表した。
杉並区は 「現行の法律ですぐに対応できるという事件ではない」 ともいってるようだが、もしこう考えているなら事前にこのイベントのことを知っていても止められなかったということだ。
本当にこのイベントを事前に把握していなかったのか?
法に触れなければ止められないのでは「車にひかれた子供を何人もの人が無関心に放置し、次々と来る車にひかれ続けた中国」と同じことをしようとしていることになる。
これは日本の恥である。
どうせ集まった多くの参加者は、このイベントの様子や写真をブログやツイッターに載せるため集まった「ネタ漁り」の人間がほとんどなのだろう。
現にネットで世界に配信され「日本は人肉食が許されるのか?」と話題になっているようだ。
区と警察は事の経緯をつまびらかにしなければならない。
事前に知っていたとしたら担当者を糾弾せよ!参加者の名前を公表せよ!これは怒りではない悲しみである。
これほど日本人の評価を下げる事件はない。 参加者よ! 恥を知れ!