カテゴリ:ニュース・話題

北朝鮮 核実験実施

ついに北朝鮮が核実験を行ったというニュースが流れています。
世界は北朝鮮の核保有を非難する一方、過去にインド・パキスタンの核保有は黙認しました。
核拡散防止条約(NPT)は米・露・英・仏・中の核兵器所有を認めていますが、NPTは明らかに欺瞞に満ちた条約です。核兵器所有の固定化です。
(イスラエルも核兵器を持っているだろうと誰もが信じています。)

これらの現状を見ると、北朝鮮の核兵器保有だけががなぜこれほどまでに敵視されるのか少し戸惑いを覚えます。
同時にこれまでアメリカがとってきた北朝鮮政策にも違和感を覚えます。

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遠隔操作ウィルス事件 犯人逮捕

遠隔操作ウィルスで他人のパソコンを操作して「犯罪予告・脅迫メール」を送っていた犯人が捕まったようです。
この男(30)、平成17年にインターネット掲示板に大手レコード会社社長らの殺害予告を書き込んだとして、脅迫容疑などで逮捕歴があるということですのでほぼ間違いないんでしょうね。

しかしネットの世界に隠れていれば捕まらなかったものを、「江ノ島の猫に首輪をつける」という現実世界で防犯カメラに映像を残し逮捕に結びつくという皮肉なお粗末さ。
お粗末というより「ネットの世界では優秀」だが、「現実世界」についての感覚に常識が欠けていたということですか。

仮空世界でやりたい放題したとしても本当の喜びが得られるのかなあ?
ゲームに熱中して時間を浪費して、その人生に一体何が残るのだろう?
ネットの住人は「麻薬を吸って一時的な恍惚を得る」のと同じじゃないの?

「天網恢恢疎にして漏らさず」
「誰も見ていないと思っても、一人見ている人がいる。それはあなたです」
悪いことは出来ないものです。自分からは逃れられないのだから。



同意人事と事前報道ルールについて

民主党の次回参議院選挙での惨敗が決定的になりました。

またも民主党が参議院のねじれを利用して前回同様自民党を追い詰めようとしています。
今回は「同意人事」である「公正取引委員会委員長」の人事案を民主党は参議院で拒否するそうです。

「同意人事」とは 続きを読む



照準レーダー照射は日本の自作自演!?

中国共産党機関紙がまあ随分な言いがかり。
「中国艦船の照準レーダー照射は日本側の自作自演だ」
そして自作自演の目的はは「日本側は今回の事件で『中国脅威論』を宣伝し、米国から平和憲法改正の支持を取り付けようとしている」だそうです。

共産党一党独裁で民間メディアの記事を平気で書き換える「中国社会」ならではのうがった見方です。
この記事を書いた人物は西側自由主義諸国を訪問した経験はないのでしょうね。
日本で政府がこんなデタラメ発表をしたら、たちまち「政権崩壊」という民主主義国家の常識を知らない人。

しかし今となっては笑い話のようですが「北朝鮮の拉致は日本政府の陰謀・自作自演」と国会で言い切ったのはほかでもない日本の政党・旧社会党でしたから、お国を問わず見識のない人のバラまく毒は迷惑なものです。

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柔道暴力告発?体罰報道のあり方

昨日全国版で「体罰報道いいかげんにして」と書いたら今朝の新聞で「柔道暴力告発・全柔連に改革要求」と女子選手15人の代理人と称する弁護士が記者会見した様子が報道されていました。

告発した選手も同席せず、名前も公表せず、体罰の内容も報告しないで、選手たちが「代表チームの現状に失望と怒りを覚えている」という声明のみの会見に違和感を感じます。
普通「匿名の告発」というのは信ぴょう性に欠けますので報道機関が取り上げるものではないような気がします。

それはさて置き、女子選手の強化にあたっていた園田監督の指導、あれが「選手の人権を無視した避難されるべき体罰指導」ですか?
あれを許せば「その延長で『体罰問題』につながる」と危惧するのはわかりますが、テレビで見る限り、園田監督の叱咤が「解雇に繋がるような体罰指導」だったとは私には思えないのです。

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橋下氏 なんか変だね

日本維新の会の橋下共同代表(大阪市長)の言動が変調をきたしてる。
「桜ノ宮高校体罰問題」でかなり独善的方法である「体育科の入試中止」を強引に教育委員会に求め、目的は果たしたものの、これまでの橋下氏の行動のようには「市民の理解」は得られていない。反発の方が多い。
本人が「体罰容認論」を繰り返していたこともあって、未だにご自分の中で整理ができていないのか、その曖昧さが「強引な入試中止要請」になったのかなという気がします。

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体罰と裁判

大阪桜ノ宮高校の「体罰問題」で自殺した生徒の両親が顧問を告訴しましたが、この問題を一個人に責任を押し付けるような裁判をしてはならないと思います。

当事者の顧問は長年の指導方針として「体罰」を教育の有効な手段とし信じてきたのでしょう。
このような指導方針を取ってきたのはこの顧問だけではありません。
日本中のあらゆるスポーツ指導者が多かれ少なかれ「体罰」を是認してきました。
そして指導される方も受け入れてきたはずです。
指導される子供たちの家族も「厳しい指導」を好感を持って眺めてきたはずです。

酷なことを申し上げますが、この両親に顧問を告訴する資格はありません。
日本中の全員が反省しなければならない問題です。
「体罰容認発言」を繰り返してきた橋下市長も同じです。
(以前書いた「橋下市長の体罰観の変化」)

「いじめや暴行など人に迷惑をかける行為」や「法律違反を含むルール破る」など、大人でも「罰」を受けるケースには子供だろうが「処罰」が必要です。これは「躾(しつけ)」であり体罰もありえます。
躾のできない家庭が増え、学校と教師に一層の負担が求められる現状では必要悪でしょう。

ですが「教育」つまり「学問であれスポーツであれ相手を指導して引き上げる」ための行為に一切「処罰」は必要ありません。手が出るのは「指導者の未熟さでしかない」という共通認識を持つべきです。
指導を受ける側が努力をしないのは本人に跳ね返るだけのことで「自ら罰を受ける」だけです。
日本社会における「体罰容認論」は「スパルタ式軍隊教育」の名残です。
「原発と体罰と軍隊」



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